
少し時間がたってしまったけど、
個展のことを書きたいと思います。
今年の個展「 origin 」
「origin」の意味は起源ですが、
いつも何かを作ろうかと構想しているときに、
頭の中に浮かびあがってくるイメージがあって、
それは、私の中で、生まれて、広がって、くっついていっている感じで。
それをイメージした形の作品が先に出来上がり、
タイトルを何にしようと考えていた時に、夫から、
「”origin”はどう?」
確かに、はじまり、生まれて、そこからつながる、ものの源、という感じ。。
そんなイメージにピッタリの言葉。
これに決まり!
そこから「color of origin」「drop of vio」「drop of tone」
と3つのシリーズに分けました。

←「color of origin」は透明の造形シリーズ。
tilkaの中では結構透明はめずらしいのです。
DMの写真になっていたこともあり、一番人気でした。
皆さんからは、「雪だるま?」「ひょうたん?」「ピーナツ?」
なんて言われましたが。。

「drop of vio」
は色んな色の粒のつながり。今回は、ブルー系と赤系で作りました。

「drop of tone」
は、実はピアノの鍵盤をイメージしたデザインでした。
音の粒です。
個展中は、みなさんタイトルまで見られる方は少なかったですが、
こんな意味合いのこもったシリーズでした。
毎回の事ながら、やっぱり個展は楽しいです。
一つのテーマに基づいて作品を作るのも、
あの空間をどうやって作りあげようと考えるのも、
本当に楽しい作業。
何より毎回個展を楽しみに来て下さる方々と一年ぶりにお会い出来るのがうれしい!
今回も皆さんにたくさんエネルギーをもらいました。
ご来場ありがとうございました!