
インフルエンザで”人混みを避けるように”。。との勧告の中、
ようやく見てきました。「スラムドッグミリオネア」
貧困や、差別、犯罪、など、インドの抱える現実を
生の姿で伝えつつも、生き生きとしたエネルギー溢れる原色の”インド”が伝わってくる映画でした。
何より、スラムを生き抜く子供達のたくましく、狡猾なこと!
主人公の少年時代は、平和な国に暮らす私たちなどには想像もつかないような
厳しくて辛いものでしたが、
映画自体の撮り方のせいかもしれないけれど、重たい印象をもたせず、
リズミカルに展開していくので、思わず笑ってしまったり、
なんといっても子供達、めっちゃかわいいので、
その魅力に完全に引き込まれてしまいました。
圧倒的なパワーで、2時間10分、引きつけられっぱなしでした。
インド映画お決まりの、”迫力”のダンスシーンも盛り込まれて、
昔、ネパールで見たインド映画を思い出しました。
向こうの人達はダンスシーンになると、一緒に踊ったり、歌ったり、
ピューピュー言ったりして映画の楽しみ方が日本と全然違うので、
最初かなり驚きましたが。。
ダンスシーンが控えめだったのは、やはりイギリス人の監督だったからでしょうか。
私の愛聴するFMココロでは、先月ずっと主題歌の「ジャイホ」が流れていて、
ジャイホが流れてくると、思わず踊りそうになりました。
ギリギリでしたが、やはり劇場で観れてよかったです。
大阪では22日(金)まで公開。
お時間ある方は是非!