
この愛らしくりりしいハニワくん。名前は「女真(ジョシン)」といいます。
これを製作したのは私の主人で、「ジョシン」とは、「女真族」のジョシン。中国がその昔、清の時代だった頃に、東北地方に住んでいた民族で、「弁髪」という独特のヘアスタイルで有名な、(あのラーメンマンのヘアスタイルですね)よくラーメン屋のラーメン鉢の横に描いてある絵みたいな人びとです。
このハニワくんが製作されたのは、7年前。某ハニワ情報サイトで紹介されていた
ハニワ作りの名所、大阪高槻市の「ハニワ工場公園」に行った時のこと。
(ここは、その昔、ハニワ作り職人さん達が、実際にハニワを作っていた窯跡なのです)
「親子のハニワ作り大会」なるイベントのチラシを発見し、参加した(彼は無理やり参加させられた)時の、彼の作品なのです。
このイベントは、「親子の」と、つくくらいなので、参加者のほとんどは、幼児〜小学校低学年&その親。
小学校の運動会にでも来たか、というくらいのうるささでしたが、このイベント、なかなか本格的で、
イベントを行っている人達(高槻市職員?)はすべて古代人の格好をしているのです。
しかも出来上がった作品は、プロのカメラマンが、1人1人と作品を撮影までしてくれ、
なんとコンテスト形式で、「賞まである!」という力の入れよう。なんとも本格的です。
「これは賞をねらわなきゃ!」と気合いを入れて製作したハニワだったわけですが、
おしくも(?)、賞にノミネートされることは出来ませんでした。ザンネン。
でも、このハニワ達が、写真に撮られて、エントリーされていくとき、なんだか自分の
子供を里子にでも出すような、妙な気持ちになったのを思い出します。。
で、何故最初に、私のハニワではなく、彼のハニワがここに登場しているかというと、、
いうまでもなく、この「ジョシンくん」は、「とんぼ玉アクセサリーtilkaのマークのモデルだから」
なのでした。。!