
個展、東京でのイベント出展が終わり、大阪に戻ってきました。
まずは、今回の個展のおはなし。
今回のテーマ
「roots of patterns」について
もともと私は何かが重なったり、つらなったり、繰り返されたりしているものを
見ると、とても美しいと思います。
パターン柄。
世の中には、自然の中にも、また人が作った人工的なものも、
たくさんのパターンで溢れていると思います。
その自然の中にあるパターン。
またそれを構成するひとつひとつの形に注目した
作品をテーマにしてみようと思いました。
その一つが ” Bee " 蜂の巣をモチーフにしたシリーズ。
個展のDMの写真にも使った作品です。
白と黒で作りました。

それから、リーフ。
tilkaの作品ではよく使うモチーフですが、
今回は、森や、木を構成する葉っぱ一枚一枚を
イメージした作品にしました。

普段何気なく触れている自然も、
もの作りの目で改めて、じーっと観察したり考えたりしていると、
そのひとつひとつを構成しているものすべてが、
どんなに繊細なものでも実によく出来ているな〜と
改めて感心してしまったり。発見があったりと、
子供の目線に近い感覚の不思議を味わいます。
人が人工的に作ったパターンも、
たとえば、私がすきなイスラムのタイルや、
遺跡のレリーフも、また、
自然の中のものがモチーフになっているし、
どんなに時間がたっても
つきる事のないアイデアを出し続けてくれている自然って
すごいなぁ。。
なんて、ちょっと宗教チック。。ですかね。
個展に足を運んで下さった方々、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。