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ウフィツィ自画像コレクションと発掘された日本列島2010
ウフィツィ自画像コレクションと発掘された日本列島2010_c0073813_17521056.jpgようやくウフィツィ美術館自画像コレクションに行ってきました。
平日にしては結構な人の入りでした。

ウフィッツィと言えば、
数年前フィレンツェに行った時に、ウフィッツィ美術館周辺にいたものの、
そのいつまでたっても減らない長蛇の列を横目に眺めながら、この列が少なくなったら入ろう
と思っていたら、閉館30分前になってしまい、
名画が並ぶ美術館内を小走りで回ったもったいない記憶が。

確かに忍者屋敷の様に複雑な館のどこかに自画像がたくさん飾ってある回廊があった気がする。。

怖いほどのリアルな自画像は、画家たちの光と闇の部分が垣間見えるようでした。

今回の自画像コレクションには日本を代表する三人の現代美術家の自画像が加えられたことが
話題になっていました。
その中でもやはり草間彌生。圧倒的な存在感。。でした。


今日はもう一つ。
大阪歴史博物館で開催中の「発掘された日本列島2010」もその足で見に行くという
なんて贅沢な計画!

発掘された日本列島は文字通り、昨年日本国内で発掘された出土品が一同に公開されるという
毎年開催される考古展示
大阪では近ツ飛鳥や弥生博物館で行われていることが多い気がするけど、
今回は近場の大阪歴史博物館。
埴輪ファンとして、これは見に行かなくちゃ!

散歩がてら天満橋から歩いて15分、到着するなり長蛇の列!
えっ何?こんなに人気あったの?
いくら歴史ブームって言ったって今日平日なのに。
すご〜い。と思っていたら団体様はそのまま常設展示へ。どうやら外国人ツアー客だったみたい。
でも歴史博物館を観光のツアーに組み込むなんて、なんか渋いチョイス。
と感心しつつ、特別展、「発掘された日本列島2010」と同時開催
「なにわの考古学30年の奇跡」に到着。
思った通り、ほとんど人がおらず、とても静寂に包まれた展示でした。
薄暗い空間。とても落ち着く。。

展示は、昨今の邪馬台国論争の熱いこともあり、近畿各地の古墳で出土した、
弥生や、古墳時代の器などが目立っていました。
しかし、、私の興味はやはり、去年発掘された新しい埴輪はどんなのだろう。という楽しみ。
残念ながら、期待していた人型埴輪は、去年は出土されなかったようでした。
が、、しかし、それに匹敵するすごい出土品が!

兵庫県朝来市、池田古墳から出土した、鳥形埴輪。
鳥の形をした大きな埴輪の回りに、ひよこまんじゅうのようにちらばる小さなひな型ハニワ。
すごい!こんなの初めて見た!かわいい。
これを見ただけでも、今日来た収穫があったなぁ。と満足。ふふん。

それから、同時開催、「なにわの考古学30年の軌跡ー足の下に眠る歴史」
を見る。

ここは、大阪で出土した出土品を中心に構成されていて、
長原遺跡、加美遺跡などで発掘された、ハニワや、瓦、器など、
貴重なコレクションが展示されていました。
見たこともあるハニワも多く、マニアックな中にも見所満載でした。

帰りに、あまりのかわいさに、買った素焼きマグネットと、ハニワクッキー。

はぁ。。堪能しました。

ウフィツィ自画像コレクションと発掘された日本列島2010_c0073813_17531634.jpg

by tilka | 2011-02-17 18:05 | 日記


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