
この使いこまれたテーブル。
うちの九州の田舎の台所で、私がものごころついた時からあったテーブルです。
このテーブルの上には大きな業務用のガスコンロが置いてありました。
うちの実家はその昔、料理屋をやっていたそうで、その当時は、宴会もやれば、仕出しもやる、結構人気のある料亭だったそうです。このテーブルは、その時にうちの祖母が特別に作ったもの。
残念ながらお店は、私が生まれる前にはもうやめてしまっていましたが、何十年もの間、たくさんの料理達がこの小さなテーブルの上で生まれてきたのです。
小さくてとてもシンプルな作りですが、とても頑丈に作られています。
なんたって、60年以上たってもまだ現役なのですから。
今日、このテーブルに白いペンキを塗りました。
白く生まれ変わったテーブルは、今度はtilkaのお店で、何10年、、活躍してくれるといいな。