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1周年
1周年_c0073813_1259513.jpg10/2でtilkaのお店を始めて、一年がたちました。

ばたばたとオープンした一年前の10月2日。
どきどきしながら、お客さんが来るのを待っていました。でも全然入って来てくれなくて、それどころか、その突然現れた「お店?」の存在に、外を通る人達は、不審そうに遠巻きに眺めて行くだけ。 もう制作も手につかず、ずっと一日中そわそわしっぱなしでした。 そして夕方、 やっと入って来てくれたお客さん第一号。
「こんにちは。あの、、入ってもいいんですか?」。。。やっとお客さんが入って来てくれて、どきどきとうれしい反面、、「入っていいですか?」。。お店に見えてないんだ。。ってことに気付きました。

それから、どうしたらお店らしく見えるのか、どうしたら入ってみたくなるお店になるのか、私なりの試行錯誤が始まりました。 
最初に、真っ黒に塗っただけの扉に、白いカッティングシートを貼って、装飾しました。私好みのモロッコのお家の扉のように。
 それから、目を引くようにと、AGURAで購入したヘンプマットでタペストリーを作り、お店の前につるしてみました。しかしこれは、向かいの高層マンションからの吹き下ろしの強風にあおられ、船の帆状態。危険なくらいバタバタと暴れていたので、あえなく却下。。
それから扉が開いてた方が入りやすいかと、竹製ののれんをかけて、扉を開けっぱなしにしてみました。しかしまたしても外からの強風が。。のれんが風でバチバチと色んな所にあたってやかましいわ、ディスプレイが飛んで行くわの始末。。
「開けっ放しはダメだ」という事が判明し、「それならば」と、今まで4枚扉のうち一枚だけが透明ガラスだったのを、隣のもう一枚の扉のガラスも透明にしてみました。 これは大正解! お店が明るくなって、中の様子がよく見えるようになりました。2枚目の扉の内側には、竹ののれんをつるし、外には光に反射するミラーのモビールをつるしました。 
それから、ディスプレイ場所を増やすために、小さな棚を4つつけて。。。
そうしているうちに少しづつお客さんが増えてきました。

tilkaのお店もこの一年ですいぶん変わりました。

お店をはじめてみて、大変な事も多いけれど、
失敗をしながらも、自分なりの空間が出来上がっていく充実感。
お店づくりは、作品を作るのとはまた違った楽しさがあります。
そして、なんといっても、お客さんとの距離の近さ。
今までお会い出来なかった方々とじかにお会いする機会が出来た事は
一番にうれしいことかもしれません。。


2年目も、色々と知恵をしぼりつつ、お店づくり楽しんでいこう。って思います。
by tilka | 2005-10-09 13:06 | 日記


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