ケガ。。

きのう、いつものようにバーナーを使って制作していた時のこと。3個ほど大物を作ったあと、小さなパーツが入ったデザインの玉を作っておりました。左手に芯棒を持って右手にペンチ、小さな花のパーツをペンチでとんぼ玉の上にのせていた時、パーツがぼろっと下に落ちてしまいました。そしてそれをペンチで拾おうとして体を斜めに向けたとき、あろう事か芯棒を持っていた左手が、火の真上に来てしまいました。その瞬間「！！」猛烈な痛みが左手指に走りました。
すぐに横にあった水入れに左手をドボっとつけましたが、左手の指先が強烈に痛い。そして何やらちょっといやな匂い。。水入れにつけた左手を上げてみると、親指、人差し指、中指の爪の先が黒く燃えていました。なんと、自分の手を焼いてしまった！　さっきの匂いは自分の爪が燃えた匂い。。幸いにも一瞬だったので指も焼けただれず爪の先が燃えただけですみました。とはいっても、700度程ある火の真上に手をかざしてしまったのだから、一瞬といえど、火傷は火傷。
薬を塗って、絆創膏を貼っても水やお湯に手をつけるたびに「！」
とりあえずしばらくはお風呂が辛いです。

それにしても、普段は火の真上に手をやるなんてありえないことなのに。
そして自分が火を使って仕事をしている危険を十分承知で気をつけているつもりでいたのに。
慣れって怖い。。
おかげで今年のあらたな目標ができました。
疲れる前に休むこと。
疲れると集中力がなくなる。集中力がなくなると怪我をする。
仕事を完璧にこなす人は休憩を取るのが上手なのだそうで。上手に休む事がいい仕事をするためのカギなんですね。。むずかしいけど。。

ところで、昨日聞いた話。
料理人の人が怪我をした時の応急処置は、火傷の場合は、すぐに「ごま油」を塗るんだそうです。
へたに水で冷やしたりせず、すぐにごま油をつける。こうするとすっと痛みが引いて、痕も残らないらしいです。
そして切り傷には「ラー油」がいいそうです。
程度にもよるだろうけど、確かに指先に薬などつけられない料理人の人の知恵ですよね。
でも、昨日私はおもいきっし水につけてしまいました。聞くのが遅かったね。。