
友人からロザリオの制作を頼まれました。
クリスチャンである彼女は、私のとても親しい友人。
マザーテレサを心から尊敬しています。
”ロザリオを作る”
とはいっても、十字架を作るわけではありません。
ファッション性のあるクロスのデザインならともかく、
十字架にかかるイエスキリストなんて、キリスト教徒でもない
(きっとキリスト教徒であっても)自分が、作れるはずがなく、
私が作るのは、その回りの部分。
ロザリオの玉は、仏教の数珠と同じで、きちんと数が決まっています。
そして、ポイントとなる5つの玉には、一つ一つ特別な祈りがあるのだそうです。
今回、彼女の希望は、
ポイントとなる玉には、彼女の敬愛するマザーテレサが身につけていた
サリーのデザインの玉にしてほしいということ。
回りには、サリーの玉に使った白とブルーをミックスさせた小さい玉を
つけました。
出来上がったロザリオは、白を基調とした純真なイメージ。
人の祈りのための道具を作るというのは、なんだか不思議な感じがします。
でも、作っていて、なんだかとても気持ちの良いものでした。